秋の味覚の王様と云われている松茸ですが、
実はこの松茸、未だに養殖(人工栽培)ができないキノコなんです。
(だから高いんですね・・・)
他の養殖可能な『きのこ』との大きな違いは
『菌の種類』と『生態の未解明』がります。
まず、菌の種類ですが、菌の種類は『菌根菌』と『腐朽菌』があり、
前者は生きた木に生育し、後者は枯れた木に生育します。
松茸は『菌根菌』でシイタケやマイタケは『腐朽菌』に属します。
松茸は生きた木と共存関係にある為、
『松茸を育てる=親木も育てる』
という構図になるため、養殖が難しいとされています。
次に生態の未解明ですが、
これは文字通り、そもそもなんで生えるかわかってません(笑
『斜面でないといけない』とか『日当たりが良くないといけない』とか『樹齢が〇年の赤松でないといけない』とか
様々な条件があり、何が必要で何が不必要かわかってません。
これらの理由から松茸は希少価値があり、高価なんです。
実は弊社のある石川県奥能登には松茸が自生している山が
たくさんあります。弊社所有の山にもちろん生育しています。
秋のシーズンには仕事そっちのけで松茸取りにいそしんでいます(笑
松茸をご自身で採取してみたい方は
ぜひ秋前にでもコンタクトを頂けるとアテンドしますよ。
(松茸云々書きましたが、結局はこの写真が自慢したいだけです。すみません。)