弊社の所在地ある石川県には『金沢城』という県内屈指の観光名所があります。
残念ながらお城自体は無くなっていますが、城址(城の跡)として国の史跡にも指定されています。
夜にライトアップされた城跡と
松をはじめとする木々のコントラストは素晴らしいものがあります。
ぜひ一度、金沢城に足を運ばれてみてはいかがでしょうか??
と、金沢城の宣伝ではなく・・・
本当に書きたいのはここからです(笑
日本のお城の敷地内には必ずといっていいほど松の木が植えられていることが多いです。
お城と松はセットみたいなものです。
なぜこのお城に松が植えられているのかという理由は諸説あるのですが、
その理由の一つには『籠城に備えて』というものがあります。
戦国時代に攻められた時、お城に立てこもって応戦することも多々ありました。
その籠城作戦で一番大事になってくるのが食料問題です。
『腹が減っては戦はできぬ』の言葉通り、戦をするうえで食料の確保は重要なファクターの一つです。
松の皮を水に浸して粉にして団子にして食べたり、
葉をかじって虫歯予防に使ったり、
松の実を食べたり、
様々な形で食されていたそうです。
お城と松は風情があっていいと感じていたものは実は非常食だったんです。
知ってか知らずか昔の人は松に栄養がしっかり入っていると
なんとなく理解してたんでしょうね。
ぜひぜひ、こらからお城を訪ねる時は松の木に注目してみてください。
どこかに食べた後が残っているかもです(笑←